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2010.10/01 [Fri]
お知らせ&ACT.161バイオレンスミッションフェーズ6.5 続き暴走最終話
?リンク解除のお知らせ?
you're my only shin'in star ひなた様 のブログサイト様が閉鎖されました。
凄く残念ですぅーー素敵な内容でしたのにーーーーー
歯噛みして悔しがるピーチです。
今まで素敵なお話ありがとうございました。
?お知らせ?
きゅ。さんの素敵挿絵に妄想かき立てられてSS進呈しました
pink@ピグ (桃色無印別邸)
桃色無印 (本宅)
医師蓮
鼻血が出そうなほど素敵な蓮様 (選択)
ナースキョーコ
エロカワセクシーな大腿のキョコたん (選択)
そして挿絵つきSS
尚と祥子さんの挿絵とキョコたん激怒そして別離 (選択)
今回快く上げてくださりありがとうございました。
私の過剰妄想でいつもご迷惑をーーーーーーーー
続き読みたい人いるかな?
マリアの小部屋
刹那の想い パート53 (選択)
ではACT161派生SS
速足で歩き続けて何かに縋りつきたいと思い立ち酔った思い出の地
そこでこんな苦しい想いさえも捨ててしまえたらと思ってコーンを布越し握りしめながら立ちよった。
その森を抜けるとあの懐かしい風景が見えてくる。
川の土手で佇み小さなガマ口を開けてそのコーンを掌に載せると私を照らすように光る蒼と碧がかった石
それを手で摩りながら私は今の思いを消そうとさえしてる。
「コーン・・・・どうか私の苦しみを消して!」
でもふとこのコーンにさえも敦賀さんとの思い出が上書きされて苦しく感じる。
手を額の前で祈るような形で握りしめているっとポツリと涙が伝っていった。
水面には私の情けないような姿が映っていた。
数日眠れていない目は少し隈が出来て窪んでいる。
「私ってこんなに弱かったんだ。私は誰にも必要とされていない・・・・・」
「そんな事はない!俺は君が必要だ!」
背後から突然声を掛けられた。
まさかここを知っている筈ない。
地元でも穴場の場所をどうして敦賀さんが知ってるの?
振り返ると同時にこぼれた涙。
そっと切ない瞳で見つめられて私はどうしていいのかさえ分からない。
建前なんていらないのに
「敦賀さん・・・・どうしてここ知っているんですか?ここは地元でも穴場と言われる場所です。ショータローでさえ来ることが出来ない穴場をどうして?」
「君のお母さんに家の場所を聞いて、そしたらいないからここじゃないかと思って?」
そっと私に近づく彼から逃げなければと踵を返した。
「敦賀さん・・・・・・東京へ戻ってください。」
速足で歩きだして帰ろうとするとその長いコンパスで私を追いかけてきた。
「待って!!俺が悪かった!」
「いいえ敦賀さんが誤る必要はありません。どうせ私は役者としては向いてない人間ですから!ただ、正直に向いてないと言ってくださればよかったのに!」
私の歩幅と敦賀さんの歩幅は遥かに違う。
走っても走っても川辺の石がごろごろと転がってる所為かなかなか前に進まず、詰められる距離
だけど追いついてしまえば私はまた才能もないのに戻らなきゃいけなくなる。
そうなる位なら逃げたい。
涙を流し嗚咽を右手で覆いながら走っていた。
そうすると寸前のところまで迫った敦賀さんは私を後ろから抱きしめた。
「ごめん・・・・・・君を傷つけたくなかったんだ!!」
耳元に感じる敦賀さんの苦しそうな吐息・・・・・・それは私の心さえも苦しくさせる。
「どういう事ですか?」
「君がまたあの連中に絡まれて守りきれない自分に嫌気がさして・・・・自分の中の怒りがあの時降り切れた。平静でいられなくなりそうで自身がなかった。君を守れないという後悔の海に攫われるぐらいならと君を俺から遠ざけ、そうすることで君を守れるならと・・・・・なので君が才能がないという事ではない。」
「いち後輩のためにそんな風に言ってくださることはないです。
ただの後輩なんだから。」
「君はただの後輩なんかじゃない!!俺の唯一失くしてはならない全て!そして俺の愛する人だ。」
「う・・・・・そです・・・・・よね」
振り返ると、真摯な瞳で見つめられた。
「泣かせてしまってごめんね・・・・愛している最上さん!」
苦しむような瞳はなぜか私と同じものが宿っているような気がする。
私も何故あんなに苦しいのかすんなり解った。
多分私も敦賀さんの事好きなのかも・・・・・。
そっと頬に唇を寄せ涙を吸い取る姿になぜか安心する。
「敦賀さん・・・・・私は戻っても大丈夫でしょうか?才能ないんじゃないですか?」
「まだ言うの?俺は君の才能を買っているんだよ、それこそ君が俺に追い付いて見せると言っているように俺も先に進んで君が追って来てくれるようにそして、君に追い付かれないように頑張るつもりだよ・・・・」
「解りました。私はずっと追って行ってもいいですか?何があっても!!私はしつこいですから覚悟してくださいね!」
そして視線を少し空中を彷徨うように視線をそらすと小さい声で呟いた。
「私もずっとずっと好きでした。」
驚いたように私をじっと見つめる気配を感じた。
「え?今なんて言ったの?もっかい言ってみて!」
「うーん・・・・忘れてくださいしばらくは!」
「嫌だ!忘れない!」
「駄々っ子みたいですよ!!」
「でもいいの!絶対忘れないから・・・・・」
そして二人は微笑み合って見つめいた。
その時蓮は思うのだった。
しばらくの間はここに来れた理由を隠しておこう。
今言ったところでハリウッドに戻れる訳でもない。
だから戻る時が来たらすべてを・・・・・。
おしまい
________
あとがき
どうだった?強引に締めたよんごめんね
you're my only shin'in star ひなた様 のブログサイト様が閉鎖されました。
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歯噛みして悔しがるピーチです。
今まで素敵なお話ありがとうございました。
?お知らせ?
きゅ。さんの素敵挿絵に妄想かき立てられてSS進呈しました
pink@ピグ (桃色無印別邸)
桃色無印 (本宅)
医師蓮
鼻血が出そうなほど素敵な蓮様 (選択)
ナースキョーコ
エロカワセクシーな大腿のキョコたん (選択)
そして挿絵つきSS
尚と祥子さんの挿絵とキョコたん激怒そして別離 (選択)
今回快く上げてくださりありがとうございました。
私の過剰妄想でいつもご迷惑をーーーーーーーー
続き読みたい人いるかな?
マリアの小部屋
刹那の想い パート53 (選択)
ではACT161派生SS
速足で歩き続けて何かに縋りつきたいと思い立ち酔った思い出の地
そこでこんな苦しい想いさえも捨ててしまえたらと思ってコーンを布越し握りしめながら立ちよった。
その森を抜けるとあの懐かしい風景が見えてくる。
川の土手で佇み小さなガマ口を開けてそのコーンを掌に載せると私を照らすように光る蒼と碧がかった石
それを手で摩りながら私は今の思いを消そうとさえしてる。
「コーン・・・・どうか私の苦しみを消して!」
でもふとこのコーンにさえも敦賀さんとの思い出が上書きされて苦しく感じる。
手を額の前で祈るような形で握りしめているっとポツリと涙が伝っていった。
水面には私の情けないような姿が映っていた。
数日眠れていない目は少し隈が出来て窪んでいる。
「私ってこんなに弱かったんだ。私は誰にも必要とされていない・・・・・」
「そんな事はない!俺は君が必要だ!」
背後から突然声を掛けられた。
まさかここを知っている筈ない。
地元でも穴場の場所をどうして敦賀さんが知ってるの?
振り返ると同時にこぼれた涙。
そっと切ない瞳で見つめられて私はどうしていいのかさえ分からない。
建前なんていらないのに
「敦賀さん・・・・どうしてここ知っているんですか?ここは地元でも穴場と言われる場所です。ショータローでさえ来ることが出来ない穴場をどうして?」
「君のお母さんに家の場所を聞いて、そしたらいないからここじゃないかと思って?」
そっと私に近づく彼から逃げなければと踵を返した。
「敦賀さん・・・・・・東京へ戻ってください。」
速足で歩きだして帰ろうとするとその長いコンパスで私を追いかけてきた。
「待って!!俺が悪かった!」
「いいえ敦賀さんが誤る必要はありません。どうせ私は役者としては向いてない人間ですから!ただ、正直に向いてないと言ってくださればよかったのに!」
私の歩幅と敦賀さんの歩幅は遥かに違う。
走っても走っても川辺の石がごろごろと転がってる所為かなかなか前に進まず、詰められる距離
だけど追いついてしまえば私はまた才能もないのに戻らなきゃいけなくなる。
そうなる位なら逃げたい。
涙を流し嗚咽を右手で覆いながら走っていた。
そうすると寸前のところまで迫った敦賀さんは私を後ろから抱きしめた。
「ごめん・・・・・・君を傷つけたくなかったんだ!!」
耳元に感じる敦賀さんの苦しそうな吐息・・・・・・それは私の心さえも苦しくさせる。
「どういう事ですか?」
「君がまたあの連中に絡まれて守りきれない自分に嫌気がさして・・・・自分の中の怒りがあの時降り切れた。平静でいられなくなりそうで自身がなかった。君を守れないという後悔の海に攫われるぐらいならと君を俺から遠ざけ、そうすることで君を守れるならと・・・・・なので君が才能がないという事ではない。」
「いち後輩のためにそんな風に言ってくださることはないです。
ただの後輩なんだから。」
「君はただの後輩なんかじゃない!!俺の唯一失くしてはならない全て!そして俺の愛する人だ。」
「う・・・・・そです・・・・・よね」
振り返ると、真摯な瞳で見つめられた。
「泣かせてしまってごめんね・・・・愛している最上さん!」
苦しむような瞳はなぜか私と同じものが宿っているような気がする。
私も何故あんなに苦しいのかすんなり解った。
多分私も敦賀さんの事好きなのかも・・・・・。
そっと頬に唇を寄せ涙を吸い取る姿になぜか安心する。
「敦賀さん・・・・・私は戻っても大丈夫でしょうか?才能ないんじゃないですか?」
「まだ言うの?俺は君の才能を買っているんだよ、それこそ君が俺に追い付いて見せると言っているように俺も先に進んで君が追って来てくれるようにそして、君に追い付かれないように頑張るつもりだよ・・・・」
「解りました。私はずっと追って行ってもいいですか?何があっても!!私はしつこいですから覚悟してくださいね!」
そして視線を少し空中を彷徨うように視線をそらすと小さい声で呟いた。
「私もずっとずっと好きでした。」
驚いたように私をじっと見つめる気配を感じた。
「え?今なんて言ったの?もっかい言ってみて!」
「うーん・・・・忘れてくださいしばらくは!」
「嫌だ!忘れない!」
「駄々っ子みたいですよ!!」
「でもいいの!絶対忘れないから・・・・・」
そして二人は微笑み合って見つめいた。
その時蓮は思うのだった。
しばらくの間はここに来れた理由を隠しておこう。
今言ったところでハリウッドに戻れる訳でもない。
だから戻る時が来たらすべてを・・・・・。
おしまい
________
あとがき
どうだった?強引に締めたよんごめんね
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