艶やかな微笑

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さらさらと砂が風に乗ってさんさんと降り注ぐ太陽に思わず目を瞬いた

ぱちゃりとしたたる海水に掻き上げたその金髪は紛れもなくコーン
妖精だと、ずーっとあの幼い頃から思っていたのは勘違いだったのかな？
思わず凝視しながら
「あ・・・・・あの・・・・・コーン？」
でも、何であの時の軽井沢の時と重なって見えるんだろう？

一瞬・・・・・・そう一瞬彼は動揺の色を瞳に写しすばやく切り替えた。
まるで、俳優のそれと同じように。
そして何を思ったのかだれもが見惚れるような笑みを見せた。
まぎれもない幼い頃に逢ったあの時の笑顔のまま。
「Who are you?」

その声が誰かを思わせて驚愕の色を顔に浮かべ思わず押し黙ってしまった。
演技で声帯までもは変えることはできない。
あのカインの渋谷駅の時だって、骨格や筋肉比のほか声で何んとなく敦賀さんじゃないのかと気付いたのだから。
「敦賀さんなんですか？」
「・・・・・・ごめんね？」
「私をからかって遊んで楽しいですか？」

敦賀さんの所為ではないと思っていても彼がコーンのまねをしたことが許せなかった。
まるで想い出を踏みにじられるように。
ずっと心の支えだったコーンを何も知らないあなたは、私が誰か解っている筈なのにまるで初めて会ったように言ってきたのだ。
眉を顰めながらその彼の人に対してキツイ言い方をするのは致し方ない事だ。

「いや、違うんだ！」
「じゃあ何で誰か解らないというような言い回しをしたんですか？」
コーンに会ったことが無い敦賀さんが、悪い事をしているわけではないのに。
それでも、口調は荒々しくなる。
射すように彼を凝視した後踵を返して引き返す。

砂を踏みしめるように歩き始めると敦賀さんは右腕の手首を掴んできた。
あまりにもその熱い手があのカインの時抱きしめられた熱を思い出して体にある種の怯えが走る。
「ごめん！！」
決して彼は悪くないのに何故か可愛くない反応をしてしまう。
そんな自分が愚かしいと思える自分が心の中に存在していた。
甘い熱が背筋を這って振り向きたいと思うけれど何か怖く感じる。
これ以上彼の存在が心に焼き付けられたら取り返しがつかない。

ーーーー　そんなの・・・・・・いやだ！！

恋を受け入れられることはできない。
彼がそれを許容しないのにあんな恋に浮かれきった愛華という女のようにポッポコピーになりたくないと思った。

震えながらも彼に告げる
パシッと乾いた音と同時に彼の手を遮る。
そして、思ったよりも冷たい声が出た。
「いやっ・・・です！」

＊＊＊

ちょっとある方に進呈していた物ですが、少し訂正をかけました。
中途半端こそが続き妄想の美学かなというピーチの判断で中途半端遂行です。

もうしばらく本ブログを再開する予定ではありますが、待っていてね❤

ではぁ～

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悲しみに駆られ我を失う感情を制御できない絶望に打ちひしがれる。
それがどんなに酷い事だかわかっている。
そんな状態に堕ちてはならないと、その制御できない感情から敦賀さんを守りたいと思った。
同時に打ち勝ってほしいとすら思ってしまう。

その感情がどこから来るのか解らない。
ただ、内に閉じこもって欲しくない。
あなたは、どこよりも高みに居なければそこに手を伸ばすことすら出来ない存在になると。
そう感じていたからこうした暴挙に出るほかはなかったんかもしれない。

彼の首筋に舌を這わせながら思う事それは深層心理で彼には堕ちてほしくない想いがあったのかもしれない。
自分と同じ場所に堕ちればそれこそ絶望が前進や後退すらも出来ないものと思ったからだ。
敦賀さんの瞳の色が変わったとき、すごく嬉しい気持ちになった。
自分の拙い想いを感じ取り其処に堕ちないでくれた愛しさが身を震わせるのみ。
こうしてセツカでいることで自分は彼とついていけるんじゃないかって思えた。

彼の瞳が、色を変え足掻きながら演技をしている姿に身を震わせるほどの歓喜が心の内に広がった。
「・・・――― 一生・・・消えないやつを頼む」
「・・・Okay ――― ・・・」
自分がどれほど破廉恥な事をしているのか、解らずにいた。
そこに、演技としてではない自分の僅かな気持ちにも蓋をしていたのかもしれない。
彼を私の独占欲でがんじがらめにしたいという深層心理。
それは、行動をさらに煽り暴挙を加速させた。

舌をそっと首筋に押し当ててチュッと音をさせた。
「つッ・・・・」
唇を離すと彼のモデルのように滑らかな肌に赤い華が咲いていた。
何をも穢してはならない領域に踏み込みセツはニヤリとほくそ笑む。
「きれいに付いたわ兄さん」
その赤く色づいたキスマークに愛しげに指を滑らせた。
「そんなものか？」
「何が言いたいの？」

滑らせている指先を彼はギュッと掴んで心臓あたりにその指を添えられた。
「ここにもお前の物だという証をくれ、お前の物だという証が無ければ俺は狂ってしまうかもしれない」
まるで、彼の心からの言葉があるように感じた。
何を思って言った言葉だろう？
堕ちかけた心を狂わせない為だったのか？
それは、私には解らないけど・・・・・。

―――でも、ただカインであろうとこの人敦賀さんが愛しかった――――

覆いかぶさるように彼の胸に舌を這わす。
「うっ・・・・・」
生理的な喘ぎを耳にしてドクンと胸の奥が軋むのを感じた。
「なーに？もしかして感じちゃった？」
「ああ、お前のその可愛い唇が俺の胸にあると思うと昂ぶって仕方ない」
一瞬、キョーコに戻りそうになった。
まるでそれは欲情
熱くなる耳でどうにかなりそうになった。

唇を押し当てると色っぽい吐息が聞こえてきた。
「はっ・・・・・セツ、お前にも俺の物だという証を残しても良いか？」
一瞬ヒクリと頬が引き攣った。
キョーコに戻りたいけれど数瞬押し黙った。
破廉恥だと思っても演技に生きるこの人に邪な感情を向けてはならない。
引き攣りながらも強引に仮面をつけセツを続行した。

「いいわよ？痛くしないでね？」
反転させられて同じ場所を指ですられる感触があまりにも気持ち良くておかしくなりそうな気さえする。
「はぁん、兄さんはやくぅ」
彼が覆いかぶさってきたとき爽やかな敦賀さんの香りが鼻をくすぐる。
そっと目を伏せ彼の行為に甘んじることにした。
熱い舌のなぞる感触に何か言い知れない熱さでゾクリとした。
「あんっ」
「セツ、お前のその声俺を煽るつもりか？」
「いいえ、早く兄さんの証をつけてそうしないとオカシクなりそうよ？」

至近距離で見つめあいその双眸に大人の色香を感じ、顔を背けた。
首筋に当たる薄い唇に吸われちくりとした愛しい痛みが走る。
「はっん・・・・・にぃ・・・・さん」
「あとは胸の上だな？」
まさかそこまでするとは思わなかった。
演技であろうと女性の服を脱がすことをする人ではないと・・・・・そう思った。
けれど、あの瞳の色が変わった瞬間何かが敦賀さんの中で変わったような気がした。
まくり上げられて頬に朱が灯る

その瞬間セツであろうとした自分が最上キョーコに戻った。
「怖いです敦賀さん！！お願いします止めてください！！」
「君は途中で演技を投げ出すのか？」
「解ってるんです。でも・・・・・」
「俺は、君の物でいたいんだ。君も俺の物って証を残したい」

ガクガクと震える中ぎゅっと抱きしめられた。
暖かい腕の中で敦賀セラピーだと思い体の力を抜いていた。
「いいね？つけても」
「は・・・・い」


おしまい

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なーんつって止まらないから止めておきます。
やばいエロすぎるかも
やばいやばいやばいやばいこれ以上やったらそれこそＲ18突入だから止めておきますわ

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彼女と見つめあうように頬に手をあてられて我慢できるはずがない。
なおさらセツカの衣装がそうさせるのか・・・・。
下腹部に当たる彼女の感触に思わず理性が飛びそうになった。
荒れ狂いそうな嫉妬の波に自我が抑えきれなくなった。
投げ捨ててしまった演技に翻弄する悪女として目の前で据わった瞳で見つめられればどうする事も出来ずにただ彼女を見つめた。
そうすると意外な返答が帰ってきた。

「なぜですか？今の敦賀さんは敦賀さんでもないカインヒールも演じていない。あなたはどこにいるんですか？それとも、またあのパーティーの時のようにからかって遊んでるってわけですか？」
なぜあの時のＤＭ打ち上げパーティーの話しが出てくるのか？
からかってなどいないのに・・・・・ただ、純粋な彼女を傷つけたくないばかりに理性を押し込めた。
「違う！俺は俺は・・・・・」
「何にたいして違うとおっしゃってるのか私には皆目見当は付きません。」

「何が違うというんですか？」
「君と不破が一緒に居たと思ったらおかしくなりそうになったんだ。」
「それは、私を閉じ込めたいと言っています？」
またあの時の女優京子の瞳に翻弄されるばかり。
これほど彼女に振り回され正常でいられるだろうか？
いや、できるはずがないだろう？
彼女の柔らかな感触とともに伝わる何か底知れない深い闇
それは、ねっとりと絡みつきそして逃げることを容赦しないと瞳で語っているような気がした。

なぜか？
なぜだ？
なぜこれほどまでに彼女に振り回されなければならないのか？
自分の気持ちは、ほかの者には容易にわかるというのにどうして彼女は何故理性を試すことをするのか？
ずっとずっと、好きなんだと大声を張り上げて叫びたい。
けれど、彼女は聞く耳すら持たないのにどうしたら思いが伝わるのかすらわからない。

ーー　解らないんだ・・・・教えてほしい、君が好きなんだ狂いそうなほど！！　ーー

そう思ったと同時になんかがプチリと切れる音がした。
「君を閉じ込めて俺だけのものにしたいって言ったらどうする？」
「それ何かの冗談ですよね？」
理性などあってないようなものだ。
彼女の愚かしい俺を試すような行いに苛っとした。

不破に彼女を手のみならず体さえも触らせたくない。
一緒に居させたくない。
なんで一緒に居るのに気付いてくれないんだ。
そう、告白もしないうちから思っていた。

告白したとて、前回のように敦賀さんを崇拝しているからとか・・・・。
そう断言し排除しようとする彼女にどうにもならない。
キョーコをふわふわと浮かぶ風船を手でつかむような気さえする。
なら、離さなければいい、独占欲でがんじがらめにして動けなくさせたい。

「もう逃がしはしないよ？絶対に不破になんて渡さない！」
両手をその大きな片手でまとめ上げ耳元に吹きかけるように囁いた。
耳殻をなめ上げて耳の穴に舌先をあてがった。
まるで、男女の行為を彷彿させるように愛おしむように彼女の可愛らしい耳を舐め上げる。

「からかってなどいない！君の全てを貪り続けたいんだ。君を頂戴？」
耳元で囁いて、舌で耳を弄びチュッと音をさせて離した。
「はっ・・・・・んっ・・・・」
可愛らしい喘ぎが男の部分を熱くさせる彼女を抱きつぶしてしまいたい欲求に駆られる
まるで初心者のように鼓動が脈を打つのをごまかすよう、クスリ笑みを浮かべて、あのべインデーの時のように言い放った。
「もう二度と不破には逢わせないから！」
「なっ！？」
涙腺に涙を浮かべる彼女をどうにかしてしまいたい。
どんな表情をしているのか解っているのか。
 
まさにその瞳こそ目に毒と言わしめるものだ。
男を籠絡する悪女にしか見えないキョーコを支配欲が勝り瞳を眇めた。
「そんな目で見て俺に手を出されたいの？」

なんて艶めかしいのだろう？
敏感な男の部分が勢いよく更に熱くなるのを感じて思わず突き放した。
「もうこんなことをしないでくれないか？」
「それはどういう意味ですか？やっぱり・・・・・私の事は子ども扱いだったんですね？酷い！！」
「そうじゃない！！君を傷つけてしまいそうで怖いんだ！！今日は別の部屋を取るからお願いだから一人にしてくれないか？」

ぽろぽろと涙を流す瞳が責められているようで苦しくなる。
「やっぱり、あなたにとって私は後輩にしかなりえない。」

つづき書こうかどうしようか？
つまりそうな気がしないでもないけど

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敦賀さんでもカインヒールでもないことにショックを受けた。
また、あの時のＤＭの打ち上げパーティーの時のように子ども扱いにするんじゃないか？
そう思って試してみたい気が沸々と湧き上がる。

立場を逆転させてその赤い上唇を舐めた。
強引にもカインヒールに戻したくなった自分が行った先輩に対する無礼。
けれど、またからかわれると脳裏に霞めてすごみながらも彼を見下ろした。
「あの時みたいですね？まるで私とショータローにヤキモチ妬いてるみたい。」
きっと違うというに決まっている。
そう確信していた。
あのときだって、子ども扱いしたのだから今回だってきっと・・・・と思っていたからだ。
「そうだと言ったらどうする？」
熱のこもった敦賀さんの瞳を受けて恐れが身を震わせる。
けれど、京子として女優魂を湧き立たせることによって回避しようとした。

京子を演じながらもドクドクと鼓動が脈を打つのを感じる。
「そんなわけあるはずないですよね？」
きっとからかって遊んでいるに過ぎない彼に意趣返しをしたくなった。
彼からすれば、子供の様な自分では役不足なのかもしれない。
だからと言ってこれは酷すぎる話じゃないかという気さえする。

「どういうおつもりですか？」
ニヤリと笑みながらも瞳の奥が冷えていくのを感じていた。
きっと・・・・・彼にとっては、その辺にいる女の方がより魅力的だろう？
色気のない私なんかよりは・・・・。
「なぜですか？今の敦賀さんは敦賀さんでもないカインヒールも演じていない。あなたはどこにいるんですか？それとも、またあのパーティーの時のようにからかって遊んでいるってわけですか？」
ならたちが悪いと言えないか？
「違う！俺は俺は・・・・・」
「何にたいして違うとおっしゃってるのか私には皆目見当は付きません。」

彼の上に乗り、彼が以前行った私に対するイタズラを私もしたくなった。
子ども扱いが悔しくて苦しいから前のめりになりそっと唇に親指を押し当てて右へと擦る。
そして頬に手を滑らせていた
「何が違うというんですか？」
「君と不破が一緒に居たと思ったらおかしくなりそうになったんだ。」
「それは、私を閉じ込めたいと言っています？」
男女交際云々であれば独占欲なのだろう？
けれど、先輩後輩なのだからそれはあり得ない。

彼をじっと見つめるとふいに現れる夜の帝王にゴクリと喉が鳴る。
まるで彼を欲しているような行動。
どうしてこんな行動が出来たのか？
彼の全てを欲してしまう。
俳優としての彼だけではなくて、女性としてあるまじきだけど心の奥底に想いを燻らせた日から女性として見て欲しとさえも思ってしまい、男性の部分を求めていた。
全部彼の全てを取り込んでしまいたい。
後輩だからとて関係のない話なのだ。
歪んだ想いがそうさせるのか解らない。
けれど、敦賀さんは今私の囲いの中にいるのだ。

「君を閉じ込めて俺だけのものにしたいって言ったらどうする？」
「それ何かの冗談ですよね？」
頬に充てられた私の手をぎゅっと握りしめ又反転させられた。
「もう逃がしはしないよ？絶対に不破になんて渡さない！」
彼が両手をその大きな片手でまとめ上げ耳元に吹きかけるように囁いた。
そうすると耳殻から感じる吐息でくすぐったくて身を捩らせた。
「また、私でからかって遊んでるんですね？」
「からかってなどいない！君の全てを貪り続けたいんだ。君を頂戴？」

そう囁かれて堕ちない女がいるのだろうか？
耳元で囁かれたと思ったら舌で耳を弄ばれチュッと音をさせて離れていった。
「はっ・・・・・んっ・・・・」
クスリと彼は淫靡な笑みを浮かべて、あのべインデーの時のように言い放った。
「もう二度と不破には逢わせないから！」
「なっ！？」
また翻弄されたことに悔しいあまり涙腺に涙を浮かべ、彼を睨みつけた。
「そんな目で見て俺に手を出されたいの？」

終わり？

基本続き妄想は私はトン切り主義です。
余りすすめちゃって次ががっかり内容だったら困りますのでぇ～

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って感じになったらいいなぁ～という妄想です。
でも、私が書くとエロい方へ流れていくのはどうしてだろう？
多分エロいからだわ
エロイカエロイカうふふふふ～ん←何かの魔法みたいね？

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手の中に戻ってきた碧い想い出の石
あれから毎日敦賀さんに逢いキスをする。
出来れば離れたくない。
暖かい腕の中でうっそりとその安心感に包まれていたい。
そう思っていた。
けれど、突然の来訪者があるとは聞いていなかった。

「コンコン、京子さん」
「はーい」
ドアを開けると、椹さんと同じ年ぐらいの中年男性が立っていた。
「あの、営業部長の田辺部長さんですよね？」
「覚えていてくれたんですね？光栄です」
「先日社内の役員会の書類をお届けに上がりました。その時にちょっとすれ違った時にネームプレートに書いてあるので・・・・。」
「そうですか？あの京子さんに覚えていただけて嬉しいですな？」
背後では、その愛嬌のある様子とは一変してキツイ視線で見つめられていた。
「ほら沙里お前もこっちへ来い」

「あの、どうして私の病室へ？」
愛嬌のある営業スマイルから一変した苦痛を混ぜたような表情に疑問だけが残る。
がっくりと肩を落としながら病室へ入った部長はいまだ視線を落としながら背後へ声をかけた。
「沙里、お前も来い！」
「なんでこの女の所に私が来なきゃいけないのよ！！」
「お前はまだ解ってないのか？あれだけ迷惑をかけたというのに親として恥ずかしい！」
そんな緊迫した様子にキョーコ自身は両手を前に出して『まぁまぁ』と宥めようとしていた。
「あの、こんなむさ苦しいところへ私などに逢いに来ていただいてありがとうございます。あの・・・・・どうなさったんでしょう？何か私沙里さんに迷惑をかけましたか？」

部長とは違い依然キツイ視線で睨みつけられるとあまりにも中学の時の女性たちの視線に似ていて思わず既視感を覚えてしまう。
「京子さん、今回は申し訳なかった。親の監督不行き届きだ！どうか警察に訴えるということはしないでおいてくれないか？」
「あの、大変申し上げにくいのですが意味が理解できませんが？」
「実は、この馬鹿娘はこともあろうに京子さんの私物を盗んで自分が身に着けていたらしいんだ！」
何故そんなことをしたのか？
あれほど、探してなかったから、失くしてしまったのだろう？
そう思っていた。
何を言っていいのか解らないほど驚いていた。
「あ・・・・あの・・・・・・」
「本当にすまなかった！！」

そう一言田辺部長が言って、キツイ視線を送る沙里の頭を押さえつけた。
「なんで？何でこの女の味方なの？ずるい！！この女は、後輩を利用して蓮に取り入ってるだけなのに！！」
「お前はまだそんなことを言っているのか？京子さんはそんなことをする薄汚れた人間じゃないだろう？社内の評判でも礼儀正しく部下にも親切にしてくれた方だ。薄汚れているのはお前の神経だ！！」
「いやだ！！絶対いや謝りたくない！！だってこの女は、蓮を盗んでいったんだから！！」
押さえつけられた頭をはねのけ振り返り出ていこうとする娘の腕を大きな手でぎゅっと握っていた。
「痛い！！お父さん止めて！！」
「あの、親子喧嘩の所大変申し訳ありませんが、私は確かに今蓮さんに遠く及ばないかもしれない。けれど、一生懸命追いつきたいという後輩としての気持ちはたくさん持っているつもりです。」
そういうと更にキツイ視線で睨みつけられた。

「京子あんたそれだけの気持ちでいるなら蓮から離れてよ？あんたのそんな軽い気持ちで蓮に纏わりついて欲しくない！！だって私はずっとずっと彼が売り出す前から蓮さんを傍で見つめていつかは付き合って貰おうと思ってたのに、盗らないで！！」
想っていた年数は違うとはっきり宣言された気がした。
今芽生えたばかりで、箱は開き切っている。
けれど、沙里さんのように蓮さんの入社時から知っているわけでは無い事がさらに悔しくなった。
胸が捩れるほどの嫉妬にどうにもならず俯いていた。

そうすると、ガチャリとドアを開けた彼がすごいスピードでこちらに入ってきた。
「沙里さん、申し訳ないけど君の想いは痛いほど嬉しい。けれど、俺もずっとずっと10歳のころから彼女のことが好きなんだ！」
「え？敦賀さ？」
そうすると、こちらを振り返った敦賀さんはウインクをした。
「今手に持っている石、実は俺があげた石なんだけど今詳しくは説明できない。だから後で、教えてあげるからね？」
「じゃあこの石は・・・・・」

考え込んでみると、あの綺麗なコーンのパーツを思い浮かべていた。
あてはめて黒い目黒い髪にし、骨の伸縮した後の造形を思い浮かべたらまぎれも無くその人になることにキョーコは口を半開きにして驚いていた。
ずっと、傍にいてずっと見ていてくれた。
そして、逢えなかったコーンに逢えた喜びから涙があふれ出てくるのを止められない。
「ずっとずっとあの夏から会いたかったんですよ？敦賀さん」
「そうだね？逢えたときまだ持っているとも思ってなかったけど、大事にしてくれてありがとう！お蔭で君に逢うことが出来たよ？」
そう言った彼の顔を苦しむような切ない瞳で沙里は見ていた。
それを感じ取ったのか蓮は向き直り誤解されないよう一言一句はっきりと沙里に告げたのである。
「というわけだから沙里さん、申し訳無いけど京子とは、彼女が6歳のころからお互いにお互いを必要とする仲だったんだ。もう離れる事は無いし、愛しているから君の想いを受け止めることが出来ない。」

下唇を噛んだ沙里は悔しそうに京子を見つめていった。
「京子あんたは敦賀さんのどこが好きだっていうの？あんたは敦賀さんに相応しくない！」
「確かに今はふさわしくないかもしれない。けれど、先輩後輩としてだけじゃない想いが今胸の中で温かく私を満たしてくれるんです。私も彼を好きだって気持ちはあなたには負けたりはしませんから。」

「解ったわ！この、バカップル！！いつまでもやっててよ！あー馬鹿らしい！！」
振り返り沙里は出ていこうとしたが小さく呟いていた。
「でも、あんたを追い詰めたことは謝るわ？知らなかったとはいえ、石を盗って悪いことしたわね？悪かったわ？でもお相子でいいわよね？あんたが蓮さんを盗ったんだから！」
「私も好きだって気持ちが譲れなくてごめんなさい。きっと隣に立ってもおかしくない女優になってお互いに切磋琢磨しあえる恋人同士になって頑張ります。」

「ふふっ・・・・あんたも私と同じってわかってすっきりしたわ！」
蓮とキョーコがそんな沙里の発言に茫然とする中、もう一人にラブミー部員琴南奏江以上のツンデレな様子に苦笑いをしていた。
そんな二人をよそに部長と沙里が振り返り、一礼をして帰って行った。
「どうやらしてやられたね？」
「はい、これからもっと頑張りますのでどうぞよろしくお願いしますね？敦賀さん！！」

END

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暖かい、なんて気持ち良いのだろう？
想いが通じ合うキスって嬉しいって感じる。
そう思うと涙が出た。　
思わずそんなことで感動していることが恥ずかしくなって体を反転させた。
けれど、それを遮るように肩を掴まれて向きなおされる。
「どうしたの？もしかして嫌だった？」
「いえ、そういう訳ではないんです。」

慌てたようにあわあわとしていたのだろう敦賀さんは私の涙腺に貯まった涙をぺろりと舐めた（←ここまで、文頭から私が経験したことだけど書いてて赤裸々で恥ずかしいかな？と思うピーチ）
その優しい仕草にぐっときてしまい大丈夫だと安心させたくて静かに微笑むしかない。
「なんだか嬉しかったんです。想いが通じないって思ってたから」
「そんな煽るようなこと言わないで？病院だってわかってても君の全てが欲しくて、全部食べたくなるだろう？」
全部食べるって・・・・・。
それを聞いた時、ぼんやりとその後のことを考えた。

さすがに、もう18歳男性と女性とはそういうものだと撮影現場などで聞いたことが有る。
撮影現場で衣装さんやメイクさんから聞いた話を思い出していた。
『私昨日彼の家にお泊りしたんだけど、この仕事しているじゃない？だから久しぶりに会う彼は凄いんだよ？』
『えー、私の彼なんてＥＤっぽいけどなんだか今の流行の草食男子なんだよね～あまり会いたいって言ってこないんだけど羨ましいぃ～、やっぱり気持ちが体を通じて通じ合う感じするよね？前の彼そうだったもの～』
『あんたエッチーそんなに食べられたいの？もしかして欲求不満？』
『で？京子は？噂じゃあの芸能界一いい男よね？あっちの方はどう？見た目優しそうだけどエッチは淡泊そう～それとも、エッチの時は凄い？』

その時は流石に頬が茹るんではないかというほど熱くなり、破廉恥な気がして、俯いてしまっていた。
『もしかして、その反応ってまさかあんなに噂になってるのにまだ手を出されてないの？それ以前にバージン？』
『あ・・・・あの・・・・・そういう大人のことは結婚してからじゃないんですか？』
『京子可愛い～赤くなってるってことはまだなのね？じゃあお姉さんが男女交際のHow to教えてあげるわね？』
『男には二通りいて、最初だけ一生懸命アプローチしてからだ狙いの男とそうじゃない純朴な男がいるのよね？見極めがすごく難しいんだけど、本質が解り過ぎるぐらい解ってからちゃんと手順を踏んだ交際が傷つかなくていいわよぉ、でも手順踏まなくても何か通じあう人というのは、いるから人によりけりなんだけどね？』

この時確かに手順とか言っていた。
なら、敦賀さんは手順を踏んでくれているのかな？
そう考えたりもしていたのだ。
「どうしたの黙り込んで？」
「いいえ、大したことではないです。」
その大人の破廉恥行為をするためには彼の全てを受け入れられ全部わかってからじゃないとならないわよね？
そう感じていた。
「あの、お互いに想いあっているってわかっているんですがもう少し待ってください。あなたのことが全部全部受け入れるまで時間がかかるんです！」
昔から愛情というのが解らない。
だから示し方すらもわからないのに、今食べられもといエッチなことをするとあの衣装さんが言っていた体だけ目当ての状態になりはしないか不安だった。

「わかったよ、君に愛を全て教えてあげるからね？」
「はい、宜しくお願いします！」
「とりあえず、今から医師の先生の話を聞いて退院できる日聞いてくるね？」
「はい！よろしくお願いします！」
手の中に握った小さな石がまるで暖かい気がしていた。
そして、彼が聞き終えた頃1週間後の検査結果が出るからとその日までに何の障害も無ければ退院できることを聞いた。

つづく

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あれから、ＬＭＥを帰社し病院へ向かった。
そうすると、疲労困憊の医師がいた。
「さっきまで大変だったんですよ？」
「え？どう言う事でしょう？やっぱり、泣きながら笑って？」
「京子は、いたって元気なんですがそれが・・・・・」
新たに問題が起こったらしいことが覗える。

「一度彼女の部屋をのぞいてみてください。」
茫然と座っているのみだった。
どうして疲労困憊だったのか皆目見当がつかない。
そっと彼女のほうへと歩き出した。
そうすると、少年のようなコーンを思わせる行動を彷彿させる動きがあった。
茫然としていると思ったら、実は何かを考えているだけで忙しなく手元が動いていた。
何か・・・・・・あの時のように父さんを驚かせよう大作戦のような道具を作っているのである。
もともと手先が器用な彼女のことそれに固執し細かい作りのビックリ箱のようなものを作っていた。
多分医師はキョーコに何かを依頼されて材料をかき集めたのだろう？
しかし、なぜコーン？

「何を作っているの？」
「あんた敦賀蓮だったよな？久しぶりだよね？」
「そう・・・・だね？」
まるで自分の存在を否定してコーンに逢えない寂しさからそれになり切ってしまったかのような？
弱い認識がそうさせるのだろうことが伺えた。
多分そうすることによってコーンに逢えていると自分を納得させたいのだろう？
「少し手を休めて話を聞いてくれないか？」
「なんだよ？」

訝しげに自分を見る瞳は奥底に何か秘めながらもまだ存在しているという気がする。
キョーコ自身が意識的に自身の自我を失くそうとしていずれは隠れ蓑にして帰ってこないつもりなのだろう。
だけどそうはいかない。
彼女を好きだと告白していない今、奥底に閉じこもらないでほしいと願っていた。
そしてポケットからあの女から回収した宝石を取り出したのである。
「これ君のだろう？」
そういうと、落ち着き無く視線を彷徨わせ顔を背けていた。
今までの生きてきた現実を認めるのが怖いのかもしれない。
けれど、それがあってこそこうして巡り会えたのだ。

「否定しないで？自分自身を・・・・・向き合って戦って欲しいんだ。」
そうあの時、クーと演技指導をしてもらった時の君に戻って欲しい。
何が何でも認めさせるという強い強い戦っている瞳。
そんな芯の強さに惹きつけられる。
だから、お互いに守り守られて成長できる関係でいたいと願った。

「どっかやってそれ？又弱い自分になりたくないんだ！」
「弱くなんかない！君は、いつでも強い他人を思いやれるそして戦う勇気をくれるそんな君が好きなんだ。時には、その宝石に悲しみを封じ込めることもあるだろう？けれどそれに封じ込めた後の君は強いと気付いてないの？悲しみを知っているから強くなれるってわからないのか？」
「止めて！止めてください！！私は強くない！！！！」
「いや、言わせてくれ！石があっても無くても君は、悲しみを心の奥底で昇華できる人間なんだよ？気付いて、君が俺にとってのその宝石と同じなんだよ？君がいるから強くなれるそして俺も君にとってそうなりたいと願っているんだ。」

「駄目なんです！止めてください！あなたが、そうなりたいって言いましたけど、べったり甘えたくない。」
そしてキョーコは頬を赤くしながらポツリポツリと言葉を紡いだ。
「あなたが、好き・・・・・なんです。だから、もし甘えて・・・・・もし私の近くからいなくなったら・・・・・いなくなった後が怖いんです！認めたら立ち上がれなくなる」
「良いんだそれで、人間一人では生きていけない。守り守られる存在があるからこそ強くも弱くもなれるから・・・・だから想いを認めてほしい。そして、君の笑顔も泣き顔もずっとずっと見つめていたい。それぐらい君が好きだ！」
「何か敦賀さんに騙されている気がするんですが・・・・・」
キョーコは、頬をいまだ赤く染め横に置いてある碧い石を両の手の中に包み込むように入れた。
「でも、今までもこれからもこの宝石が私にとって大切な宝物でもいいですか？」
「それは俺にとっても君と繋がれる唯一の宝物だよ？だから俺にとってもそれは大切な宝物だ」

そして、蓮はキョーコの手を片手でふわりと包み込んだ。
潤んだ瞳で見上げられるとドクンと鼓動が脈を打つ。
そっと、キョーコの瞳が閉じられてキスを待っているかのような彼女に左腕を肩に回して彼女の心も絡め取るように深いキスをした。
「んふっ・・・・ふぁっ・・・・・つる・・・・・・・はぁふぅっ・・・・・・やぁっ」
「もっ・・・・・と・・・・・・もっと・・・・ふぅっ・・・・・・んっ」
吸いあうような音が病室内に響いていた。


次回、エピローグへつづく

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4人で取り囲むように椅子に座り話していると固まったような田辺がいた。
「あの、ところで社長・・・・なぜ私の娘がこちらにいるのでしょうか？」
先ほど揉み合いの末部屋から連れ出した蓮は未だやりきれない表情をしていた。
蓮を除いて3人はほっと安心したような表情で一部始終を話し始めたのだ。
一方そんな3人とは別に蓮に至っては何かやるせないような表情で暗く俯くのみなのだ。
「ふぅー田辺君先ほどの事なんだが、どうも君の娘はこともあろうに他の者の私物を漁ってそれを盗んでいたそうなんだが・・・・」
「そ・・・・・それは家の娘に限ってあるはずが」

そう言った本人は何気なしに言った言葉で今まで静まっていたはずの蓮は居たたまれない。
いくら何でも、無関心すぎる。
そう誰もその場にいる人間は思っただろう。
口火を切ったように苛立たしげに蓮は告げた。
「あなたはそれでも親ですか？確かに、世間一般の親はそう言ったものかもしれませんが」
「蓮だまれ！今は俺と話をしているんだ。お前に誰が発言権をやった？状況を飲み込めない親は誰しもこうなるものだ！」
「ですが社長これはあんまりです！」
「解っている、だが社長として俺は田辺に話しているんだ。お前にこの田辺自体は関係のない人間だ。発言していいのは俺だけだ」

一喝されて立つ瀬がなくなった蓮に社は声をかけた。
「蓮、社長とて解っていることだ。とにかくここは社長に一任しよう」
「社さんがそうおっしゃるなら仕方がないですね？」
話しに茶々を入れるほか心を鎮められない。
状況が蓮をそうさせたのだろう。
下唇を噛みちぎらんばかりに噛み締めてそっと社長の話を静かに聞いた。
「では田辺君。話の続きをするが、ここにいる蓮が最上君を好きなことは知っているな？」
「はい・・・・それは誰が見ても明らかですし、私自身も二人を陰ながら応援させていただいていますが、それが何か？」

「ところが、君の娘が何を思ったのか急に最上君の私物を漁ってあろうことかある物を盗んだ。最上君の家庭状況というのは私自身知らされていなかった為に調べたんだがかなり劣悪なものだった。そこで先ほどに蓮からある事実が判明した」
「そ、それはどういう？」
「実はな？なんでも、最上君はその幼いころからの自分が持つ宝物があるから頑張ってこれたという事実。母親からも疎まれ父もいない家庭の中で育った環境だった。それを沙里君がその宝物を盗んだようなんだ。」
「そ、そんな、ま・・・・まさか娘が・・・・」
青白い顔をしながら今までのあらすじを聞いた田辺は青い顔をしながらじっと社長を見つめた。

「蓮、さっきの出せるか？」
「はい、田辺部長これです」
テーブルの上にコトンとおかれた碧色の原石をまじまじと見つめた田辺はなにを言うわけでもなく唇を戦慄かせていた。
そしておもむろに仕舞い込んだピンクダイアも蓮はポケットから取り出した。
「これ見覚えありますよね？ＢＯＸ－Ｒで最上さんが身に着けていた物です。俺が彼女の薔薇の中に仕込んだものです」　
「これが、京子からうちの娘が盗んだものですか？」
落ち込んだように話し始めた田辺はソファーから降りて土下座をした。
「大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません！うちの娘は即刻ＬＭＥを退社させますので、どうか穏便に・・・・・警察には突き出さないで頂きたいんです」

社長を前に深々と床に額をこすりつけんばかりに田辺部長は謝っていた。
「それは最上君に誤って欲しい。今、そのせいで入院している。最上君は親から愛された記憶がない。だからよりどころをこの宝石たちに求めたのだろう。意識が混濁して今精神が壊れた状態になっているからいつ戻るか解らない状況だ。だから、戻ったら娘ともども最上君に謝って欲しいんだが」
「わかりました。社長にも大変お騒がせいたしました」
「いや、俺もマリアの一件や皇貴の一件で子供や孫というのは大変なんだということは解っている。ただ、最上君に限ってはマリアや皇貴の一件以来恩人以上のものを感じているから、もう二度とこんな事の無いように謝罪させたうえで、最上君に接触しないように目を光らせてほしい」
「はい、娘の失態大変申し訳ありませんでした。もう一度家に戻させて一から厳しく教育させていただきます」

田辺も娘を信じたかっただろう。
最初聞き始めたときには娘をどんなことをしても守ろうと思っていた。
けれど、人を思いやれない人間というのはやがていずれはしっぺ返しが来るというもの。
故にもう一度娘を教育しなおそうと田辺は心に誓った。
「まぁー君はこのＬＭＥでも唯一すぐれた人間で愛に関しては私と同じように素晴らしいと解っているから。頭をそんな風に擦り付けずそれを糧に教育し直して欲しい」
「わかりました」

つづく